耐震補強

最近は耐震補強設計の仕事が多いですね。

耐震補強ってどこまでやるのか明確でないことが多いです。

部材としては,柱補強は当然として,梁も補強する?底版は?基礎は?

どこまでの性能を満足させるかも明確ではないですよね。

L2地震時のみ?L1地震時も対応させる?

今の現状は何も問題ないのに,L2地震時に靭性確保するために柱を巻き立てる。

当然これは必要な対応ですが,RCを巻き立てたから重量が重くなって柱のL1地震時の照査が必要・・・

なんか違う気がする・・・

L2地震時に脆性破壊を防ぐために補強するんだよね。

L1地震時に壊れるような橋梁はほとんどないんじゃない?

そもそもL1地震時に壊れるような橋は補強じゃなくて架け替えが必要なんじゃないか。

基礎の補強だってそうだよね。

L2地震に対応するような地震がきたって,杭や底版が破壊したなんて事例少ないよね。

それなのに大金を使って補強しすぎな様な気がする。

これだって,本当に基礎がやばいなら架け替えの方がいいんでないだろうか。

費用対効果でいったら掛け替えた方がずっと将来的に安心できると思う。

そもそも耐震補強は,神戸の地震のように落橋したり,柱が折れて倒れるなんて事がないようにするもので,完璧に現道路橋示方書に対応させるなんて無茶だと思う。

被害をできるだけ抑え,道路復旧を迅速に行える程度であれば壊れることは許容していいのではないか。

そもそも,現道路橋示方書だって,極端に言えば柱は壊れることを前提にしてる。

どこまでの性能をもとめるかジャッジする必要があると思う。

だれがジャッジするのでしょう。

結局は道路等を管理する国や県や市町村がジャッジするべきなんでしょうが・・・

現場

最近,休日に出かけたついでに現場を見てきました。

事件は現場で起きているってやつ?古すぎ?

Dvc00084_1 

こないだの災害で河川が荒れたままかと思いましたが,もう落ち着いてました。
でも,基礎部分が結構洗われちゃってるようで,水が流れてるので分かりませんが,どうなってるか見てみたいですね。
やはり橋の古さは隠せません。
途中,補修や補強がされているようですが,どんな補修・補強がされているか分からない以上,どんな耐震補強も無意味です。

掛け替えがいいと思うんだけど,どうなることやら・・・

写真とったり,観察していると結構交通量が多い橋のようですね。
まぁ昭和の初期に作られたんだから,交通に必要な場所だったんでしょう。
歩道を歩きながら写真を撮っていたら,こっちにピースをするバイク乗りの若者。
いや,あなたを撮ってるんじゃないですから。
まぁ分かってるだろうけど。

他にも実際に見たい現場があるんですよね。
今度近くに行ったら写真を撮ろう。
今度はデジカメを忘れないようにしなきゃね。
今時,コンビニで写ルンですを買うとは思いませんでした。

いやー今までblogで書いたネタと全然違う話です。

最近関わっている仕事で,昭和6年竣工の橋梁があります。
特に何も考えず処理してましたが,よくよく考えるとすごいですよね。
昭和6年ですよ?戦前ですよ?
車なんてそんなに一般的じゃないんじゃない?
そんな橋が長野県にあるんですよ。

上部工(橋桁の部分ね。)は,かなり古いのにしっかりしたもんです。
中途半端な年代に作られた橋より,よっぽどいい作りをしてんじゃないかなぁ。
上部工だけね。
厚い鉄板は作れない時代だから,薄い鉄板を重ね合わせて厚くしてます。
なかなか凝った作りをしてます。
まぁ写真の資料だけなんですがね。
実際行って見てみたいな。
下部工(橋桁を支えている,橋台や橋脚の事)はかなりやばいですけどね。
ちょっと大きい地震が来たらやばいね。
コンクリートにクラックが入ったら一気に行くね。
今まで大丈夫だったから,これからも大丈夫か?

阪神淡路大震災移行,橋梁の耐震補強が盛んですが,ご多分にもれずこの橋も補強するのか?
しかーし,昭和6年の橋梁です。
現存してる昭和一桁年代の橋梁なんて数少ないんじゃないかな。
どんどん掛け替えちゃってるよ。
同じくらいの竣工年の丹波島橋もだいぶ前に掛け替わってるし。
どうなるかなー

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